草木も眠る丑三つ時、トラブル多発の学園に名も無き男女が相集う。人呼んで、スクールコップ。夜の戦士の物語…。 (オープニングナレーションより) 警察庁のキャリアである山下大介は、研修先の少年院で院生の自殺に遭遇する。大介は、研修を昇進するためのステップとしか考えていなかったが、この一件で強い衝撃を受けた。彼等を自殺に追い込む原因の一つに学校があると考えた大介は、当時の上司に学校への潜入捜査計画を提案するも「警察は民事介入が出来ない」との理由から却下された。 数年後、大介は警視に昇進、警察署長となり、警視総監の有馬の娘・祥子と婚約までしていた。ところが、署長室に芸者の千代丸を呼んだり、芸者遊びをした事や非番中にストリップ劇場へ行っていた事が有馬に伝わり、閑職である警視庁資料編纂室に左遷となる。 実はこれは大介自身による「闇の潜入捜査班」計画を実現するため...