地球の誰かに幸せをもたらすという使命をもって星からやってきた少女が珍騒動を巻き起こす現代版「かぐや姫」物語。パーティー出前業という新商売に必死に取り組む男(中村勘九郎)のもとに就職して幸福の風を巻き起こそうとするのだが…。一部資料では放送終了が1987/07/08と記載されている。脚本の筒井ともみは本作執筆時に母親を亡くした。通夜、葬儀などは「女の親友だちが皆でやってくれて。当時、大竹しのぶさんの前のご主人でガンで亡くなった服部晴治さんが最後にプロデュースされたドラマ(ページ作者注:『モナリザたちの冒険』)と丁度ダブって。NHKの連続物(ページ作者注:本作のこと)もあって、最終回を一日で書くためにNHKのスタッフが葬式の次の日にカンヅメにしてくれたんです。ああいう時にそういう励まし方があるとは…。それも本番ギリギリだったからそうさせられたんですけど、...